豊田佐吉翁 生誕150周年記念グッズ製作
Post date: Mar 12, 2017 9:14:50 AM
1. はじめに
平成29年2月11日に行われた『豊田佐吉翁 生誕150周年記念式典』、無事に終了いたしました。
当社は湖西市の豊田佐吉翁生誕150年記念事業(事業期間 : 平成28年2月15日~平成29年2月14日)に参加いたしました。本事業期間中、豊田佐吉翁の功績や志に触れ、ご協力いただきました皆様に感謝いたします。
今回は、本事業を振り返って、思うところをまとめてみました。
2. 事業参加の動機
本事業に参加しようと考えた動機は、右図のピンバッチでした。このピンパッチ、『Made in China』と印刷された透明ポリ袋で包装されていました。
ひ孫にあたるトヨタ自動車の豊田章男社長は、円高が進み海外生産が進む2010年末の記者会見で「円高など不利な面もあり、日本でものづくりを続け一企業として耐えることは理屈では限界を超えている。だが、日本を代表する企業として日本からものづくりをなくしてはいけないという使命感を持っている」とお話された方です。
そんな記者会見の様子を思い出しながら、地元や国内の事業者の力が及ばずコスト優先で中国で製作されたことに口惜しさが生じ、事業に参加することにしました。
3. 事業に申請するための企画書作成
事業内容を調べていくと冠事業(平成29年2月14日をもって終了)が募集されていました。冠事業の対象事業と事業に対する基本方針は以下の内容になります。
対象事業
従来から実施している事業、若しくは豊田佐吉翁生誕150年の記念事業として新たに実施する事業で、「豊田佐吉翁生誕150年記念事業基本方針」の趣旨に調和し、記念事業としてふさわしいもの。
平成29年2月14日までに実施されるもの。
豊田佐吉翁生誕150年記念事業基本方針
技術立国発祥地にふさわしい事業
全国に湖西市の名を知らしめる事業
佐吉翁の精神に学ぶ、人材育成に関する事業
5. 事業の成果
以下の展示会に出展し、ブース来場者に名刺と造形した記念事業ロゴを配付しました。造形して配付した枚数は約300枚になります。
この事業を行って新規の受注につながることはありませんでしたが、いろいろな方に声をかけていただくことが出来ました。この場を通じて、改めて感謝いたします。
平成27年度
第11回かわしんビジネス交流会 (平成27年10月23、24日)
第3回こさいNewテクノフェア (平成27年12月4、5日)
平成28年度
ものづくり博2016 in 東三河 (平成28年6月17、18日)
第11回しんきんビジネスマッチング
ビジネスマッチングフェア (平成28年9月21日)
第6回いわた産業振興フェア (平成28年11月11、12日)
第4回こさいNeoテクノフェア (平成28年12月2、3日)
6. 出展時の様子
豊川信用金庫様が主催した展示会に出展したときの様子です。
この時は豊川市の加工メーカーに誘われて出展いたしました。
しかし事業に応募しても行政機関からの補助はありませんし、個人の志だけでは慈善事業になってしまいます。そこで展示会に出展し、当社の事業内容のPRと併せながら『豊田佐吉翁生誕150年記念』をPRできる企画を考え、申請書類を作成し湖西市様に提出しました。
4. 申請した事業内容
以下は、申請書に記載した企画概要です。
名刺と一緒に下記のチラシと3Dプリンターで造形した事業ロゴをチャック付きのポリ袋に入れ、展示会で配付することにしました。
(企画概要)
『当社は、平成26年9月に湖西市で創業した。
現在は事業拡大を図るため、平成27年6月に現在の所在地(浜松市西区村櫛町)に移転し、三次元CADを用いた機械・設備の設計を主な事業としている。
今回、創業した湖西市への貢献事業として、当社が得意とする三次元CADで豊田佐吉翁生誕150年記念事業のロゴを三次元化して3Dプリンターで造形し配布することを企画した。』
第11回かわしんビジネス交流会 (平成27年10月23、24日)
こちらは『モノづくり博2016 in 東三河』に出展した時の様子です。
この時は、蒲郡市の(株)ジーエム様とそれぞれ1区画ずつブースを購入し、主催者に『事業者連携をアビールしたい』とお願いし、ブースを区切る仕切りを取り除いていただきました。
おかげさまで、お互いに広くブースを利用することができ、共同出展の成功例として蒲郡商工会議所様からも注目されました。
ものづくり博2016 in 東三河 (平成28年6月17、18日)
7. さいごに
このように豊田佐吉翁生誕150年記念事業をPRしながら当社の事業をアピールしてまいりました。平成29年2月14日をもって記念事業は終了しましたが、展示会出展を通じて、いろいろな企業様との連携も提案できるようになりました。
平成29年度は、記念事業による展示会出展を通じて積み上げてきた連携により、企画して開発してきた商品を提案しマーケティングを行う計画です。
このような事業連携や商品開発に対して、ご興味があれば『お問い合わせ』を通じてご連絡下さい。