太陽光パネルに関する強度計算

2018/03/10 20:02 に Teruhiko Hinaji が投稿
1. はじめに

太陽光パネルを使った商品を企画している中小企業の社長様から、『試作品は作れたが、商品としての強度が計算できず販売に踏み込めない。』との相談を受けました。
また、別の小規模事業者の事業主様から、『太陽光パネルの取付金具の板厚が薄いけど大丈夫かな?』との相談も受けたことがあります。
どのような規準や規格を満足させれば、大丈夫なのでしょうか?


2. JIS C 8955:2011(太陽電池アレイ用支持物設計標準)

太陽光パネルに関する強度計算はJIS C 8955:2011 (太陽電池アレイ用支持物設計標準)に基づいて行ないます。
このJIS C 8955:2011は建築基準法施行令と国土交通省(旧建設省)の関連告示(第1454号、第1458号など)から成り立っていることをご存じですか?
また、この規格は強度計算に必要な諸条件について説明しており、強度計算の方法については説明しておりません。
そのため、強度検討に必要な条件は求めることが出来ても、そこから先の強度計算が出来ず、多くの事業主様や担当者様が困っていらっしゃいます。
弊社にも専門家派遣制度などを通じて相談を受けています。


3. 強度計算ツールがあれば大丈夫なの?

3次元CADに付属の高額な強度シミュレーションソフトや低価格のフレーム用強度計算ツールなど、使える強度計算ツールは幅広くあります。
強度計算の専門家であれば、規格を元に得られた検討条件から強度計算ツールを使って、結果を出すことは出来ます。

しかし、普段の業務では使用されない事業主様や担当者様が、それらのツールを使って結果を出すためにはツールの習熟から始まります。
結果を得るために多大な時間を費やすことになります。そのため、販売の否を判断するための敷居が、非常に高くなってしまいます。


4. 知りたいことは強度面の安心

弊社では、ご相談内容に応じて、結果をご提供いたします。
一例ですが、ある事業主様のから『設計変更に併せて自社で検討できるようにしたい。』とのご要望をいただきました。
そこで、計算内容をEXCELでパッケージ化し、以下の入力帳票の他に計算結果や諸条件の算出表を帳票にまとめ、ご提供させていただいたところ、大変よろこんでいただきました。
法令で認められた範囲内の検討しかできませんが、当社に相談してみませんか?


なお、法令遵守の観点から、ご相談内容によっては一級建築士へのご相談をお願いします。

5. お問い合わせ先
どのようなことでも構いません。
お気軽に、お問い合せフォームよりお問い合わせください。


株式会社 応用技術研究所 (刃金からくり屋)
代表取締役 日名地輝彦(ひなぢ てるひこ) 技術士(機械)

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