スーパームーンと皆既月食

2018/01/02 21:02 に Teruhiko Hinaji が投稿   [ 2018/01/02 21:11 に更新しました ]
1. はじめに

1月2日の夜はスーパームーンでした。
国立天文台の解説によると、
2018年に見られる満月で最大だったそうです。

今月は、月に関する天体ショーが、もう一つ体験できます。
次の満月となる1月31日の夜には皆既月食が見られます。(国立天文台の記事)


2. 刃金からくり屋(HAGAKARA)と(株)応用技術研究所の仕事

さて刃金からくり屋(HAGAKARA)は3次元CADを使い、商品のデザインを検討したり、
3Dプリンターによる造形を行っております。
また運営する(株)応用技術研究所では、同じように3D-CADを使い、強度シミュレーション、あるいは設備や装置の機構設計をしております。

以前、三次元CADデータのサンプルとして太陽系を1万分の1程度に縮尺したものを作成したことがあります。参考にしたデータは2009年版の理科年表に掲載されている天球上の緯度、経度を元にしました。この角度で表わされた(極座標)を地球の中心を原点とした三次元座標値に変換し、公転する月のデータを作成しました。

苦労した点は、地球も太陽を公転しているので、地球の中心を原点とした三次元座標軸に対し、公転による微小回転を考慮しなければならない点でした。
当初は、無視できると考えていたのですが、やはり月の公転周期 約28.5日の間に地球を中心とした三次元座標上の回転は大きくなり無視できなくなります。


4. 太陽から地球を見ると…

作成した三次元データを使い、地球を太陽から眺めた時に見える風景を図面化すると以下のようになります。季節によって、下図のように月の公転軌道が変化して見える訳ですが、これは月の公転軌道が地球の自転軸に対し十数度傾いているためです。


そのため、太陽から見て公転軌道が地球上を通過するとき、日食や月食が発生します。

解説本がたくさん出版されていますが、簡単に日食や月食が発生する理由を説明すると、こうなります。



5. おわりに

三次元CADはいろいろな活用方法があります。
使い方次第で子供たちが想像(創造)する世界を拡げることが出来ます。
気になることがあれば、お気軽にお問い合わせいただければと思います。
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