メタルジュエリー(Metal Jewelry)の開発 (商品化への道のり その1)

2017/06/30 2:28 に Teruhiko Hinaji が投稿
1. メタルジュエリー(Metal Jewelry)開発のはじまり

金属を300℃から450℃の間で炙ると、焼色が付きます。
焼色を利用した身近な事例として、オートバイのマフラーが挙げられます。マフラーには排気ガスによる耐食性と軽さが求められるため、車両のグレードによりチタンが使われることがあります。
このチタンの焼色は抜けるような青色になるので、マフラーの加飾として利用されています。

他に知られている金属だと、ステンレスだとアンバー(飴色)、炭素鋼だと藍色になります。

一方、この現象は知られており、特別なことではありません。
製品により、加工中に焼色が付くと商品性が落ちるため、嫌われることもあります。

展示会に出展しながら、今後のビジネスのヒントになる情報を求め、いろいろな出展者のブースを見学させて頂きます。その中で、ある出展社と話をしていて、

『このような現象を利用した商品ができないか?』

というような話となり、焼色の利用をテーマに金属を宝石のように見せるメタルジュエリーを開発することにしました。


2. メタルジュエリーの設計と製作

設計をするにあたり、ジュエリーのカットについて調べてみると明確な規格がないことを知りました。
分かったことは、高さや幅に対する比率で形状が決まっているようです。

そのため、最初のメタルジュエリーは比較的モデリングの難易度が低いサファイアカットにしました。
加工については、有限会社鈴精機(静岡県周智郡森町)に相談し、形状を損なわず加工できるアイデアを頂き、3Dデータをお渡ししてメタルジュエリーの製作をお願いいたしました。


3. 金属の焼色は必要か?

製作されたサファイアカットの部品を見たとき、以下のような印象を持ちました。

このままでも、商品になる!』

試作品としてネクタイピンのトップに取付けて見ました。以下に試作品の写真を掲載します。



写真を見ますと、サファイアカットのエッジのピントがボケているようにも見えます。
これはエッジ部分が三つの面で構成されていて、微妙に光の反射が変化するためです。

メタルジュエリー(Metal Jewelry)の開発を先に進める前に、この状態で市場に提案してみることにしました。
刃金からくり屋として、市場の汎用や評価、希望や要望などを集め、商品性を高めようと考えました。

4. メタルジュエリー(Metal Jewelry)の試作品販売について

以下の展示会で試作品(販売個数 30ケ)の販売を行います。

開催期間
平成29年7月19日(水) 10:00~17:00
平成29年7月20日(木) 10:00~16:00

会場
アクトシティ浜松 展示イベントホール
(静岡県浜松市中区中央3-12-1)

販売価格  8,000円(税込)


ブース番号は『A-10』 で、以下のポスターパネルがブース内に掲示してあります。
このパネルを目印にお越し下さい。

なお、製作にご協力いただいた有限会社 鈴精機様もブース番号『A-4』で出展しております。
こちらのブースへもお立ち寄り下さい。



5. お問い合わせ

このような取り組みに興味や関心をお持ちでしたら、お問い合わせフォームからご連絡下さい。
よろしくお願いいたします。

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