3次元造形装置(3Dプリンター)の開発

2018/04/15 18:54 に Teruhiko Hinaji が投稿   [ 2018/05/20 18:01 に更新しました ]

1. 名古屋 設計・製造ソリューション展 2018への出展

先日、4月11日(水) ~ 13日(金)に、愛知県名古屋市の『ポートメッセなごや』で開催された『名古屋 設計・製造ソリューション展 2018』に、技術支援を行っている韓国企業が出展いたしました。

展示会に出展されましたので、その
時の様子をお知らせいたします。
当社ブログの中では技術支援の事実のみを記載しておりましたが、補間するような情報となります。


2. 展示内容

展示されている造形装置はSB400で、造形範囲は一般的なA3用紙サイズ(W=300, L=420, H=250 : 単位 mm)の装置です。

これは、凝固剤で鋳造用の砂を固め鋳造型を造形する方式です。
右に展示ブースの様子と造形品サンプルの写真を掲載いたします。


3. 日本ではあまり注目されていないBinder Jet方式

日本では、3Dプリンターの話になると、FDM(熱溶解)方式やSLA(光造形)方式が中心となります。その理由は特許も期間が終わり抹消していることから装置の低価格化が進み、導入に対する敷居が低いからだと思われます。
また一時的に注目された金属プリンターやBinder Jet方式は装置が高額です。
それに造形した部品に対する市場ニーズも未知の部分が多く、導入については見送られるようです。

一方、世界的には三次元データから鋳造用の砂型が造形できるため、Binder Jet方式が注目され、世界的に導入が進んでおります。
また大型の鋳造部品も可能にするための開発競争も始まっています。

しかし基本特許が取得されており、思うような製品開発が簡単には出来ない状況です。
しかも、市場として想定される北米やヨーロッパ諸国には申請されております。
アジアでは、2~3年前ぐらいから中国、韓国にも出願され始めております。
その一方で日本には出願されている様子が確認できておりません。


4. 今後の展開

現在、Sentrol社で、大型化に向けた装置開発を進めております。
大型化に必要な技術支援を私の方で行っています。
海外企業の特許を回避しつつ、低価格で目的を達成する見通しも見えてきました。

海外企業で技術支援を行うようになってから、日本の製造業を俯瞰することが多くなりました。間違いなく世界の潮流から、日本の製造業は取り残されております。
すでに、将来については何も描けない状況で心配しております。

どのような質問や意見でも構いません。
製品販売についても、契約先を通じて代理店をご案内いたします。
ご意見やお聞きになりたいことがあれば、お問い合わせフォームよりご連絡下さい。


よろしくお願いいたします。


Sentrol 社 展示ブース (名古屋DMS2018, ブースNo. 19-51)


造形サンプル (Binder Jet 方式)


造形の様子 (SB400)

(参考)


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